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Q.越夏対策は?

A.ミツバチの適温は16℃〜25℃で、近年の猛暑は群を極度に衰退させています。

花粉源・蜜源になる植物も不足するので、専業養蜂家の多くは北海道や標高のある涼しい地方に移動します。低地で乗り切るためには工夫が必要で、直射日光を避けて木陰で飼うか、人の手で陰を作ってやります。構築物の設置が難しい所では、巣箱の蓋にアルミシートを張り付けると日光を反射してくれます。場所によっては水場が必要です。木陰の水槽に水を張り、ウキを浮かべて溺死を防ぎます。水温を低めに保つ上で大きな瓶が理想です。ボウフラの繁殖を防ぐためにメダカを飼育し,産卵に必要な水草も植えてください。

 誰でも気が付きやすい貯蜜不足と異なり、花粉の不足は見逃されがちです。

花粉は蜂児の食糧であるだけでなく、成蜂の健全な働きを維持し、免疫力を保つために必要な蛋白質・ミネラル・ビタミン類の重要な供給源です。1分間巣門を閉めて観察すれば,外役蜂が花粉を持ち帰る割合が良く判ります。足りなければ花粉や代用花粉をパテにして巣箱の中で与え、群勢の維持に努めます。

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