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Q.越冬準備はどうすればよいか?

A.気候条件によって異なります。

 本州西部の太平洋側では、11月頃に5枚群であれば、通常冬は越します。

しかし異常寒波の年もあり、断熱材で冬囲いしておくと安心です。

 まず余剰な空巣脾を除いて蜂を密集させます。蜂がまばらな状態でいると、結晶した貯蜜を残しながら餓死することがあります。巣房に頭を突っ込んで死んだ場合がそれです。蜂が密集していれば、全体の体温で溶かして利用します。巣箱の外側を覆っても、あまり大きな保温効果は期待できません。弊社では密集させた(抑えた)群を、巣箱内で厚手のビニールで包んだ断熱材で囲います。

蜂を抑えれば温度が保たれ春の産卵も早まります。巣門は5cm程に縮小します。

 真冬でも、好天であれば2〜3時間は蜂が飛び交うような日があります。

そんな日と時間帯に,死蜂が巣箱底に落ちているか、貯蜜が充分にあるかどうかなどを点検します。蜂が減っていれば巣脾を抜き上げてさらに蜂を抑えます。

貯蜜が減っていれば、軽くなった巣脾を蜜巣脾と入れ替えます。厳冬期には糖液を与えても食べません。秋の内に必要な蜜巣を確保しておきます。

 巣箱内部を冬囲いすれば内検も簡単です。冬の間2回程実施して下さい。

 冬囲いは桜の開花に合わせて撤去します。

巣門開閉器 

断熱材

断熱材使用例

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