トピックス ~ミツバチをとりまく時事ニュース~
ミツバチヘギイタダニ(Varroa)について

1:生息分布と歴史  20世紀初頭、東南アジアの東洋種蜜蜂(Apis.Cerana)に寄生するダニが発見され、Varroa(和名ミツバチヘギイタダニ)と呼ばれた。その後、1959 年、我が国で西洋種蜜蜂(Apis.Mel […]

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トピックス ~ミツバチをとりまく時事ニュース~
ウィルスによる病気

 ミツバチのウィルスは現在 18 種類見つかっているが、次の理由によって治療・予防の対象として取り上げられることは少ない。1. アメリカ腐蛆病など病原菌による感染症と比べて、発生が稀であり、全群に拡がることも少ない。(た […]

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トピックス ~ミツバチをとりまく時事ニュース~
ヨーロッパ腐蛆病(EFB=European Foul Brood )

 アメリカ腐蛆病(AFB)のように蜂場全体が壊滅するような被害をもたらすことは稀である。環境悪化に伴い発生し、原因菌に感染しているだけでは発病しない「ストレス病」と呼ばれている。 事実、流蜜が始まるか、女王蜂の更新などの […]

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ハチミツ及び蜂産品
みつばちの病気 Ⅱ

チョーク病(Chalk brood disease)について 1:発生の歴史と分布 1913年にドイツで最初の報告があり、1957年にはニュージーランドで確認され、1970年代にアメリカ・カナダで大流行を見た後、ヨーロッ […]

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トピックス ~ミツバチをとりまく時事ニュース~
新たなミツバチの敵スモール・ハイブ・ビートル(SHB)

スモールハイブビートルとは?  1998 年、アメリカ南部フロリダ州の多くの養蜂場の巣箱の内に体長約 1cm の奇妙な幼虫らしい生物が大量に見つかったが、後にサハラ以南のアフリカ大陸を原産地とするスカヴェンジャー (sc […]

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トピックス ~ミツバチをとりまく時事ニュース~
ミツバチと情報伝達化学物質(セミオケミカルズ‐Semiochemicals)

はじめに  一匹のミツバチに刺された後は,引き続き攻撃されやすいことは養蜂家なら誰でも知っている。これは皮膚に刺さった刺針に付いている毒嚢から発散される匂い物質によって、後続の警戒蜂が惹き寄せられるためである。1959 […]

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新型ノゼマ Nosema ceranae のミステリー

我が国への影響=輸入女王蜂 この新しい病原体が、知らぬ間に世界中に蔓延していることが判り、CCD(ColonyCollapse Disorder=ミツバチ群崩壊現象)の原因説のひとつに挙げられている。 我が国では汚染国で […]

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トピックス ~ミツバチをとりまく時事ニュース~
ミツバチの健康と農薬

農薬革命 水溶性の新しい殺虫農薬(浸透移行性農薬)が広く世界に普及し始めた 2006 年頃から、CCD と呼ばれるミツバチの消滅現象が始まった。我が国もその例外ではない。 CCD 現象はミツバチの死骸を伴わない。そこへ近 […]

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トピックス ~ミツバチをとりまく時事ニュース~
ミツバチ不足はなぜ起こるのか?~耐性ダニがもたらした危機~

※この記事は2017年に俵養蜂場ライブラリー向けに作成されたものです。内容や表記については当時の状況に基づいたものであり、現在と異なる場合がございますのでご了承ください。 1:花粉交配用ミツバチの不足の現状とその原因   […]

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