バロア(ヘギイタダニ)対策の新戦略
女王蜂の産卵制限と隔離産卵 バロア(ヘギイタダニ)が存在しなかった時代、ミツバチは驚くほど増えたものです。流蜜末期に結果的に「無駄飯食い」に終わる蜂の誕生を抑えるために、女王蜂を隔離して産卵を制限する養蜂家さえありまし […]
フルバリネート抵抗性ダニへの対策
これ以上抵抗性を強めず、できるだけ早くフルバリネートの効力を回復するために フルバリネート抵抗性ダニ参考資料 アピスタンのメーカー・Vita Europe 社 HP 内、Monitoring Varroa Resist […]
ミツバチヘギイタダニ(Varroa)について
1:生息分布と歴史 20世紀初頭、東南アジアの東洋種蜜蜂(Apis.Cerana)に寄生するダニが発見され、Varroa(和名ミツバチヘギイタダニ)と呼ばれた。その後、1959 年、我が国で西洋種蜜蜂(Apis.Mel […]
ヨーロッパ腐蛆病(EFB=European Foul Brood )
アメリカ腐蛆病(AFB)のように蜂場全体が壊滅するような被害をもたらすことは稀である。環境悪化に伴い発生し、原因菌に感染しているだけでは発病しない「ストレス病」と呼ばれている。 事実、流蜜が始まるか、女王蜂の更新などの […]
新たなミツバチの敵スモール・ハイブ・ビートル(SHB)
スモールハイブビートルとは? 1998 年、アメリカ南部フロリダ州の多くの養蜂場の巣箱の内に体長約 1cm の奇妙な幼虫らしい生物が大量に見つかったが、後にサハラ以南のアフリカ大陸を原産地とするスカヴェンジャー (sc […]
アメリカ腐蛆病と遺伝子組み替え作物に接点はあるか?
Beekeeping for Development 2001,6月発行、 第59号より 米国ニューヨーク州議会は遺伝子組み替え作物(以下 GM 作物)の栽培禁止、もしくはこれらの生産物への表示の義務化を検討してきた。 […]
ミツバチと情報伝達化学物質(セミオケミカルズ‐Semiochemicals)
はじめに 一匹のミツバチに刺された後は,引き続き攻撃されやすいことは養蜂家なら誰でも知っている。これは皮膚に刺さった刺針に付いている毒嚢から発散される匂い物質によって、後続の警戒蜂が惹き寄せられるためである。1959 […]
新型ノゼマ Nosema ceranae のミステリー
我が国への影響=輸入女王蜂 この新しい病原体が、知らぬ間に世界中に蔓延していることが判り、CCD(ColonyCollapse Disorder=ミツバチ群崩壊現象)の原因説のひとつに挙げられている。 我が国では汚染国で […]